すべてはつながっている

切ることでつながりがみえてくる

まん延防止措置法や緊急事態宣言が各地で

発令されている今日この頃ですが・・・

皆様いかがお過ごしでしょうか。

そんな中のとある日、切り絵を作りたいと、

おふたりのお客様がそれぞれお求めに来られました。

おひとりは、コロナ禍の介護職で特に

忙しく、大変な毎日にもかかわらず、

持ち前の好奇心をなくさずに、出来る範囲内でなお

さまざまなことにチャレンジされている方。

いろいろな手法の絵画を嗜むかたわら、

ふと切り絵をやってみたくなったそうです。

「どんな絵にしようと考えてますか？」

「えーとね、蝶々とか？？」

「あー、胡蝶さんですか？」

「(笑)

うーん、やる時間あるかなあ〜」

作品が完成したら見せてくれるそうで、楽しみです。

もうひとかたは、コロナでどこにも

行けないと嘆くご年配の方。

おうち時間をなんとか楽しもうと

これまたいろいろ挑戦していました。

「うまくできるかわからんけど、まあやってみるわ」

大人の塗り絵や3Dパズルもされたようです。

はやく収束してまた旅を楽しめる日が来てほしいですね。

しかし、ためしにあれこれやってみたことで

自分の思わぬ才能に気づくかもしれませんね♪

切り絵（きりえ）とは、紙を切りぬいて絵を作りあげていく

絵画です。

発祥はインドであるといわれており、ヨーロッパ、

中国を経て日本へ伝わったと言われているそうです。

日本では古くから神事などにも使われていたそうで、今も高千穂神楽などで

神域を飾るために使われているそうです。

皆様はどんな切り絵を思い浮かべるでしょうか。

基本材料は黒い紙、道具はカッターです。

切り抜いた元の紙はすべて繋がっていなくてはいけません。

どんな柄でも、必ずどこかと繋げておかないと

バラバラに離れてしまいます。

シンプルにみえてなかなか難しそうですが・・・

手間がかかった分完成の喜びもひとしおかと思われます。

ご家庭で、まず試してみたいと思ったときは

いろがみも入っているセットが便利ですね。

心模様を落とし込んで、

つながるように図案を描き、

すこしずつ、すこしずつ

丁寧に切り抜いていく。

切ることで、つながっていることを感じる・・・

なかなか奥深いですね・・・。

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