右脳の想像力を上回る！超飛距離ロケットを作りだせ！

予想通りなんておもしろくない！

想定外な飛距離を出す、「ペットボトルロケット」

「超飛距離ペットボトルロケットキット」

このキット、

　・作用・反作用の勉強

　・ニュートンの運動の第三法則

　・力学の原理：重力、推力、抗力、揚力

などなど、なんとも難しくも、すごそうなものをたくさん学ぶことができるセットなのですが、わたしには、それよりもまず気になることがありました。

それは、このキットを楽しむには、いくつか自分で準備しなければいけないものがあるんです。

■自分で用意するもの
　①自転車用空気入れ※手動米式バルブ対応
　②炭酸飲料用500mlペットボトル1本※円筒状のもの
　③レインコート※水を使うため。濡れても良い服装でもOK
　④水

です。

これを読んで、ロケットをつくる以前に、

①の「米式バルブ対応の自転車空気入れ」ってなに？って、わたしはなったのですが・・・

みなさんはなりませんか？

すいません、私は「？」ってなりました。

普通にご存知の方には、すいません。

私とおなじで、「？」ってなった方のためにｗ、

「米式バルブ対応の自転車空気入れ」とは。

↓　これ　↓　だそうです！

空気入れには、「仏式バルブ」と、「米式バルブ」、そして「英式バルブ」があるそうです。

「仏式バルブ」と、「米式バルブ」の二種がほとんどだそうで、空気入れの先端部（口金部分）を変えることで、変わるそうです。

なので、おうちにある空気入れの口金がどちらのタイプなのかをチェックすることが必要になります。
（なかには、「オートバルブ」といってなにもしないで両方に対応している便利な空気入れもあるそうですが）

キットを買って、「いざやるぞ！」ってなった時に、空気がいれられなかったら、この実験できませんので、まずご確認ください。

さて、では、本題へ。

このキット、身近なペットボトルに水と空気をいれてロケットを作るというものですが、面白いだけでなく、物理のさまざまなことが調べられます。

・ペットボトルに入れる水と空気の量を変えることで、推力（おす力）の違いを確認。

・空気入れを使って、圧縮した空気をペットボトルにいれて飛ばすことで、作用/反作用を実感。

・はねのパーツとクッションパーツもついているので、抗力（運動をさまたげる力）と揚力（翼のような薄い板を動かす時に、進行方向に対して垂直・上向きに働く力）を確認。

小学校の中学年以上であれば、十分楽しんで実験できます。

くわしくて楽しい解説書もついているので、暑い夏休みに外で何回もやってみましょう。

ペットボトルからいきおいよく水が飛び出しますので、涼しくなってちょうどいいかも！？

この研究、一人でやるよりも友達との共同研究にもぴったりです。

自分の意見を言う。人の意見を聞く。相談をする。

いつのまにかコミュニケーション能力まで身に付きます。

もくもくと一人でするより、友達とすることで、自分では思い浮かばないような新しい提案をしてくれたり、ヒントをくれたり。と一石何鳥にもなるのでは！？

そして、うまくいかなかったこともすべてメモをしておいて、自由研究に書けば、とてもいい研究発表ができます。

成功することがこのキットで一番大切なことではありません。

いろいろ失敗もして、いっぱい経験することが大事なのです。

頭をつかって、考える。

やってみる。

うまく飛ばなかったら、考える。

またやってみる！

時間がある夏休みだからこそ、何回も実験してみよう。

さて、きみは、何メートルロケットを飛ばすことができるかな？

すごい記録が出たら、教えてほしいな♪

■セット内容
装飾シール、クッション、クッションジョイント、翼ジョイント、発射口、
ボトルキャップ、翼×4、解説書

「超飛距離ペットボトルロケットキット」

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