おはしを上手に使えるかな？大人もドキッ！？正しいおはしの持ち方

小さいうちに身につける正しいおはしの持ち方・使い方

【おはしあそび】

小学生のころ、夕食の時におはしの練習をさせられました。

豆を一粒一粒となりのお皿にうつすという練習を・・・

同じような経験をされた方も多いのではないでしょうか？

この【おはしあそび】はまさにそのための商品です。

かわいい絵が描いてある木製のつみ木を、じょうずにおはしでつまむだけではなく、持ち上げる、並べる、積み上げる、いろいろな練習ができます。

また、一緒についてくるサイコロを振って、出た色の積み木をつまむ練習もできます。

ここで、おはしの正しい持ち方おさらい。

①下のはしを親指と人差し指のつけ根のわきにしっかりはさむ。

②薬指と小指をかるくまげて、薬指のツメのつけ根のわきで下のはしをささえる。

③軽く曲げた中指のツメのつけ根のわきに上のはしを当てながら、親指と人差し指で軽くもつ。

おはしの持ち方は、へんな持ち方のままだと大人になってからとてもはずかしい思いをするものです。

小さいうちに正しい持ち方を私たち大人が教えてあげたいですね。

また、あわせて、おはしでしてはいけない、お行儀のわるい使い方も教えてあげましょう。

してはいけないこと（きらいばし）

・にぎりばし（握り箸）→はしをにぎってもつこと。

・よせばし（寄せ箸）→はしで食器を自分のほうに引きよせること。

・ねぶりばし（ねぶり箸）→はしについたものをなめてとること。

・さしばし（刺し箸）→食べ物にはしをつきさして食べること。

・ほとけばし（仏箸）→はしをごはんにつきさして立てること。

　※仏教の葬儀で、死者にごはんをそなえるときのやりかたです。

・わたしばし（渡し箸）→食事のとちゅうで食器の上にはしをわたしておくこと。わたしばしは、「もう　いりません」という意味です。

　※はし置きがないと、ついやってしまう行為です。家庭でもできればはし置きを使い、その上に端を置く習慣をつけましょう。

・さぐりばし（探り箸）→うつわの中をはしでさぐって、自分のすきなものをとりだそうとすること。

・なみだばし（涙箸）→はしでとった食べ物から汁をこぼしながら、口まではこぶこと。

・まよいばし（迷い箸）→どれを食べようかとまよい、料理の上をはしであちこちうとかしてしまうこと。

・くわえばし（くわえ箸）→はしを口にくわえたまま、食器をもつこと。

・はしわたし（箸渡し）→はしとはしで食べ物を渡し合うこと。

　※火葬場で骨を拾う時のやりかた。

してはダメなことがたくさんありますが、マナー違反は周りのひとにも不快な気持ちをあたえます。

みんなと楽しく食事をする、よいコミュニケーションをとるのにも大切なことです。

何より正しいおはし使いができていれば、食べ物を持ち上げたり、切ったりほぐしたりがしやすいようにできているのです。

かわいい「おはしあそび」をつかって、きれいな持ち方を身につけましょう。

【おはしあそび】

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