苦手な慣用句を楽しいカードゲームで覚えるかるた教材

天才を育てる教材

　ワンランク上の会話術を養う

かるた教材

子供が日常使う言葉の中に　慣用句を取り入れて会話ができると

いいのになあと　思うことがありました。

「すげー」

「めんどくさー」

「なんでもええんちゃう」

「まじ　うぜえ」

といったことばが乱雑に並んでいるのです(>_<)

会話が成り立っているのも不思議で　これでよく相手の言っていることが

理解できているなあと逆に驚いてしまいました。

今は、友達同士では、会話ができているものの

先生や　目上の人とは　話ってできるんだろうか？

受験など大切な場面で　きちんと質問に答え　言葉使いもできるんだろうか？

大人になった時に　適切にコミュニケーションがとれるんだろうか？

このままでは　いけない。

どれだけわかるかな？慣用句

慣用句とは　二語以上の単語が固く結びつき、全く異なる意味を持つ複合語のことです。

それらは会話や文章上で定型句として用いられます。

１．舌（した）が回る

よくしゃべること

２．舌を出す

①失敗をはじる時の動作のこと

②かげで人をけなしたり、ばかにしたりすること

３．舌をまく

たいへん驚（おどろ）いたり、感心したりすること

４．しっぽを出す

ごまかしていたが、見つけられること

５．しっぽをつかむ

相手がごまかしていたことを知り、押さえること

６．しのぎをけずる

激しく戦うこと

７．自腹（じばら）を切る

自分が支払わなくてもよいお金を自分で負担すること

８．私腹（しふく）を肥やす

公的な立場を利用して不当に自分の利益を増やすこと

９．終止符（しゅうしふ）を打つ

一つのことが終わったことをはっきりさせること

１０．太鼓判（たいこばん）を押す

絶対に間違いがないことを保証すること

１１．たががゆるむ

動作や考え方がにぶってきて、さえがないこと

１２．高（たか）をくくる

大したことがないと考え、見くびること

１３．竹を割る

性格がさっぱりしていること

１４．出しに使う

自分の利益のために人や物などを利用すること

１５．盾（たて）に取る

あることを自分の立場を守るための手段にすること

１６．盾（たて）をつく、楯（たて）つく

反抗すること

１７．棚（たな）に上げる

わざとそしらぬ顔をして、問題にしないようにすること

１８．玉をころがす

高くすんだ美しい音声のたとえ

たとえば、息をのむという慣用句について

息　+　を　+　のむ

空気を吸う行動に　とれます。

しかし、慣用句としての正しい意味は

驚きや怖れのあまりびっくりして　息をごくりと飲み込むということです。

とても驚いた場面で　息をのむと使うのが正しい使い方です。

会話の上手な人は　もののたとえも上手で相手にスムーズに気持ちを伝えます。

話の抑揚をつけ　聞いている人が飽きずに興味深く　ひきこまれていくのです。

ことばは　人の心を傷つけもし　癒すもします。

人間の武器でもあり　薬でもあります。

そして　できる！子供は　会話が美しいのです。

日本語のもっている　美しく多彩な表現方法を　身につけるよう

小さな時から　楽しく学べる　かるたを身のまわりにおいておきましょう。

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