300倍　18個のパーツで作る手作り顕微鏡　小学生から中学生までの科学　

自分で顕微鏡を組み立てて

「ミクロの世界」を探検しよう

私たちが普段目に見える物体。

小さな物体を鮮明に観察するために、顕微鏡が作られました。

Q１:これは何を観察したものでしょうか？

A:じゃがいものデンプン

わかったこと・・・じゃがいものデンプンの形状は球ではなく、ちょっとつぶれた「タマゴ」のような形をしています。

じゃがいものデンプンプレパラートの作り方

１．じゃがいもをカッターナイフで切ります。

切り取った綿の水分が乾かないうちに　スライドグラスにこすりつけます。

水分が乾燥しないうちに観察してみましょう。

Q２:これは何を観察したものでしょうか？

A:しょうゆの結晶

わかったこと・・・しょうゆは大豆・麦・水・塩からできています。そのため、乾燥させると塩の結晶を見ることができます。またしょうゆの茶色い色素のつぶも見られます。

しょうゆの結晶プレパラートの作り方

１．スライドグラスにしょうゆを１滴たらします。

２．水分が自然に乾燥するまで放置します。

他の調味料もプレパラートにしてみましょう。

例）タバスコ

赤い丸いつぶはトウガラシのエキスです。

スライドグラスにタバスコを１滴たらしたら、乾燥する前にカバーグラスをそっと乗せます。空気が入らないように注意しましょう。

他にも顕微鏡を使って観察したものがあります。

答えは　最後にあります。

顕微鏡の歴史

世界で最初の顕微鏡は　1590年ごろオランダでメガネ職人のヤンセン父子によって発明されたといわれています。

その構造は凸（トツ）レンズを２枚使った　筒型で、現在の顕微鏡の原型となりました。倍率は約３倍〜１０倍です。

その後、イギリスやイタリアで改良が進み、17世紀後半、科学者ロバート・フックにより現在の顕微鏡の原型が作られました。

倍率は約150倍です。

ロバート・フックが政策した複式顕微鏡のイメージ

フックは顕微鏡で観察した身の回りの生物（ノミ・ダニ・カビなど）をスケッチし、

「ミクログラフィア」という本を出版しました。その中でも、「コルクは空気のつまった無数の小部屋（セル）からできている」ということを発見し、これが人類初の「細胞

」の発見につながりました。

現在でも、顕微鏡の開発は進んでいます。

ミクロの世界ってとても不思議で楽しいですね。

学校で顕微鏡を使って　細胞など観察したときはおどろきや発見がありました。

もっと見たいなーって思っていたけど　授業で見た以外はそういえば

何も見ていなかったので　この教材がそのときにあればよかったのにって思います。

身の回りのもの、興味のあるもの　それを自分で作った顕微鏡で見ることができます。

LEDライトでくっきりはっきり見えるので　観察しやすいのが特徴です。

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３番の答え：ケイソウと呼ばれる　藻の仲間です。

４番の答え：セロリの葉の細胞です。

５番の答え：昆虫の脚です。

6番の答え：朝顔の花粉です。