木版画　うまく刷るにはどうしたらいいのかな　コツを教えます

 版画をつくる３つのポイント

１　まずは下絵をしっかりかくこと

２　そして彫刻刀を正しく使って彫ること

３　最後は丁寧に刷る

前回のブログの続編です。

前回　→　【図画工作】木版画を上手につくるにはどうしたらいいのかな

最後の仕上げの刷りの部分です。

仕上げの割合は４０％です。

せっかくきれいにできた版画　きれいに刷って決めましょう！！

〔インキの練り方〕

練り板にインキを上の図のように出し、ローラーを使って伸ばします。

インキをつけすぎないよう注意し、練り板の上でよく転がします（もしインキがつきすぎたら、もう一枚練り板を用意して２枚目でよく伸ばしましょう）

ローラーは同じ方向に転がし、端までいったらローラーを浮かせて空回りをさせます。

〔インキのつけ方〕

ローラーでインキを版木につけます。

初回はインキを多めにつけます。

場所によってインキの量にムラが出ないように気をつけながら　上の図の１から６の順にローラーを転がし、インキのムラを調整します。

インキのつき具合は　横から見て、版の光り具合でムラを見ます。

〔刷り方〕

新聞紙を敷いた版木の上に刷り紙を重ね、バレンを使ってムラなく刷り紙にインキを写します。

最初は中心から外側へ、次は輪を描くように刷り、終わったらゆっくり版木からはがして完成です。

あらかじめ版木の位置に印をつけておきます。

中心から外側に軽くこすって、空気を抜きます。

円を描くように動かしましょう。大きく動かすとずれるので、注意しましょう。

両方の手にバレンを持つと紙を汚しません。

〔バレンの持ち方〕

1.バレンのひもに指をひっかけます。

２．そのまましっかり握り、手首を返します。

3.こする時は手首を立てて押し付けるようにこすります。

ばっちりできましたか？

さて

最後は道具の片付け方もご紹介します。

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